今回は星空撮影を行いたいもののどこで、いつ撮影をすればよいかについて記載したいと思います。ただ、文章を並べていてもイメージができないと思うので、自分の作品を紹介しつつご説明したいと思います。
どこで撮影すべきか?
自分が撮影したいと思った場所で撮ることが一番です。撮影するために場所を選ぶガチ勢向けではないので、ご参考程度にどこで撮影するかをご提案したいと思います。その前に大前提として、空が広いこと、光が少ない場所、広角レンズで撮影することと致しますので、ご了承ください。
- 建物
- 海
- 池や湖
- 山や森
- 砂漠
- 道や公園
私の過去撮影したお気に入りの写真で紹介しつつイメージを膨らませてください。
建物
小笠原で有名なウェザーステーション。東屋と一緒に写すとかっこいいです。
星空観測タワーと一緒に撮影した天の川。天体観測を行なっているような雰囲気にもなれます。
海
夜明け前の空。地平線にはマジックアワーがみられ、黒から青がかった空に変わっているため、海も青く表現できています。
少し高台から撮影できたので、沖縄の低い山の上に天の川が綺麗に写っています。
池・湖
干潟で奇跡的にベタ凪。天の川が水面にも反射し、360°星空を表現することができました。
山や森
橋の上からの撮影。全く光がないので、周りに注意して撮影してください。
山の中からでてきた天の川、一面空よりは構図を意識して撮影した方が臨場感が伝わります。
砂漠
フィッシュアイ(魚眼)で撮影しているため、両サイドは歪んでいますが壮大なサハラ砂漠で撮影した思い出深い1枚です。
道や公園
サトウキビ畑のなかから撮影した1枚。この場所も街灯が全くない場所のため、車には十分気をつけてください。
公園の滑り台と一緒に撮影した天の川。構造物があることで、空のスケール感も伝わってきます。
私の旅してきた星空撮影のお気に入りの写真でした。
イメージは膨らみましたか。星空のみを撮影するよりは、「何か」と一緒に撮ることで「映え感」が伝わってきます。
いつ撮影すべきか?
月の影響を受けにくい日時を設定し、撮影にチャレンジしてください。
天の川は1年中みることができますが、ベストなタイミングがあります。「天の川、◯月、位置」などでググってみてください。
では、月のないタイミングとはいつか?
撮影のタイミングは新月を狙ってくださいと言われても、1年に12回しかチャンスがない計算になってしまいます。ここで押さえておくべきポイントは、月が夜に出ないタイミングです。
新月を軸に日の入り1時間後程度から狙う場合は、下弦の月(月の出が真夜中0時ごろ)から新月の日程
深夜から朝にかけての撮影の場合は、新月から上弦の月(月の入りが真夜中0時ごろ)の日程です。
また、月は東から出て南を経由し西に沈みますので、天の川が何時に東から登るのかを把握し、重ならないタイミングを狙うことが重要です。
左にある光の玉は満月です。いい感じに砂漠を照らしてくれていますが、星空はほぼ見えない写真となってしまいます。オリオン座だけ写っていますが…
撮影時に光の影響を受ける要素とは?
街や人工物の光
街や人工物の光は強ければ強いほど星空に影響を及ぼします。なるべく影響を受けない場所を狙って構図を考えてください。また、画角に収まらなくても、周辺に光があれば撮影に影響します。そのため、極力光がない場所を見つけてください。
下地島(沖縄県) 11月撮影 22:31 f1.8 ISO1000 10.0s 16mm(35mm換算)
水平線の先に見える光は、宮古島の市街地の街灯です。この光の影響で、星空も思うように撮影できません。
阿嘉島(沖縄) 7月撮影 22:19 f1.8 ISO1600 25.0s 16mm(35mm換算)
画角には「光」が入っていないものの、左側100m先に灯台があり、人工の光をもろに受けてしまっているため、星空が思うほど見えなくなってしまっています。逆にこの人口の光を利用して撮影する方法もございます。
車のライト
星空を撮影するためには、基本的には車で移動することが多いと思います。車のライトは想像以上には強いので撮影者がいる場合は、配慮が必要です。
以上で、私のお気に入りの星空写真と、撮影に影響する光についての説明は終了です。