ダイビング テクニカルダイビング

テクニカルダイビングは安全?一般的なダイビングとの違い

ここでは、テクニカルダイビングとは何か?一般的なダイビングとの違いについて説明しようと思います。

テクニカルダイビングとは?

私がlicenseを取得したPADIの表現を借りると、

【深度・距離】

  • 40m以深のダイビング
  • 水面から縦・横合計40mを越えるダイビング(緊急浮上できない環境)

【ダイブプラン】 ※全て同表現

  • 減圧停止を行う
  • 減圧不要限界(NDL:No Decompression Limit)を越える
  • DECO(Decompression)を出す

【シリンダー・タンク】

複数のシリンダーを用いて濃い酸素を用いて加速減圧や、ヘリウムを用いた混合ガスを使用する

酸素濃度50%や100% ※一般的なレクレーションダイビングで、Enrichで28%や32%・エアーで21%

とされております。

詳細は、PADIのHPに記載のある https://www.padi.com/ja/education/technical-diving や、

TDIの https://www.sditdierdi.jp/courses/tdi/ を参照ください。

レクレーションダイビングとテクニカルダイビングのフィールドマップ

一般的なダイビングとは?

スキューバダイビングを始める際にまず初めにライセンスを取得するオープン・ウォーター(OW)

続けてアドヴァンスド・オープン・ウォーター(AOW)、レスキューを経由してダイブマスター(DM)

この類を一般的なダイビングであり、レクレーションダイビングと言います。

licenseのステップアップで水中の見える世界が異なりますが、シリンダーを1本、減圧不要限界のダイビングと覚えてください。

細かいライセンス説明は、別途記載予定です。

テクニカルダイビングとレクレーションダイビングの違い

テクニカルダイビングレクレーションダイビング
40m以深も可能深度ディープ資格があれば、
40mまで
頭上閉鎖も可能水中環境オープンウォーター
頭上解放
複数本シリンダー1本
正確な手順で
減圧を実施
減圧不可
水中でも常に予備を携帯
TEC45以上はレンタル不可
器材予備がなくても可能
レンタルでも可

テクニカルダイビングは安全?

結論、テクニカルダイビングは「死」のリスクを受け入れるため危険です。講習のテキストにも記載があります。

ただし、正確な知識と適性のあるダイビングスキルを取得すれば、レクレーションダイビングよりも安全です。

なぜならば、己を知り、身の丈にあったダイブプランで、危険を感じたらキャンセルができるといったチームでの共通認識があるからです。

己を知り… SACレート(サック)と自分の1分間のエアーの消費量、器材のメンテやオーバーホールスキルも必要。自分の身は自分で守る。

身の丈にあったダイビングプラン… 計画の範疇で行うダイビング(計画オーバーは禁止)、エアーも3分の1ルールを適用

危険を感じたらキャンセル… 水中でトラブルが発生した場合、ダイビングを中止することができます。これは、レクレーションダイビングで起こり得る「空気を読む」ことが徹底的に排除され、テクニカルダイビングチームは常に誰もが中止することができることを念頭に置いてあります。

レクリエーションダイビングにおける水中でのトラブルの原因となる「過信」や「空気を読む」「我慢する」がチーム内で排除されます。そして個人でも勇気をもってチーム内で報告できる環境下にあります。

ただし、そこまでに辿り着くためには正確な知識と適性のあるダイビングスキルが高いレベルで要求され、取得することが必須です。

知識やスキルはまた別の記事で書こうと思います。

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